紙の月 最終回 (ネタバレ&感想) [映画・ドラマ・DVD]

「紙の月」最終回(誰のための愛)

平林光太に年下の彼女が出来ても、
私たちの関係は変わらなかった。

私たちの間には、
彼女(との間)にはない強い絆があると
幻の現実にしがみついていた。


木綿子(水野真紀さん)の夫も浮気してる。
浮気相手に使ったお金を全て返して。と言い、
「結局は金か。」と夫に言われる。


名護たま江(冨士真奈美さん)の言葉が印象深いです。

自分が自分を認めて、愛してあげなさい。
自分を愛せない人が一番不幸なのよ。


(梨花の独白)
ありのままの自分でもいいと
思えなくなったのは
どうしてなんだろう?



私は、ようやく気付いた。
私が私を愛してこなかったことが
全ての始まりだった。



買い物依存症の亜紀(西田尚美さん)は、
娘にそのことを告白し、
「母親はいらない。」と言われる。


銀行の検査の為、10日間休暇をもらった梨花は、
夫と旅行に行く。


そして、横領が発覚。


梨花の夫(光石研さん)は、梨花の帰りを待ち、
一緒に罪を償うつもりだと言っている。



木綿子が兄に言われた言葉を思い出す。
「一人の人間として 幸せになりなさい。
そして、幸せにしてあげなさい。
ほんとは、人は、 簡単に幸せになれるんだよ。」



岩田(長谷川初範さん)からの誘いに、
「一人でも大丈夫。」という亜紀。



(梨花)
答えは、ずっと私の中にあったのだ。
自分を探して逃げるのではなく
愛してみよう。
その時、私は、
本当に、
何処へでも行けるのだから。


そして、梨花が国境へ向かうところで終わっている。


私は、梨花が捕まりに行ったと思いましたが、どうなんでしょう?
その後が気になる終わり方でした。

映画は、宮沢りえさんだとか。
そちらも、気になりますね。(*^^*)


正直、最終回の感想は、梨花の夫(光石研さん)に感動しました。
上海に付いてこなかった梨花と、
梨花を失うかもしれないと気付いて初めて、
妻と真剣に向き合おうとする。

そして、梨花の横領が発覚した時も、
梨花の身を案じ、警察へ駆け込む。


梨花の夫は、梨花に、
自分がいなければ生きていけない
か弱い存在であることを求め、
そうすることで、自分が必要とされていると感じていた。


梨花は、
ずっとあなた(夫)に感謝していた。
私は、そのことをあなたに伝えるべきだった。
今まで、本当にありがとう。
と言って、夫の前から姿を消した。



改めて、人は、
誰かに必要とされることで、
自らの存在意義を見出したり、
強くなれたり、自分を愛せることにもつながるのではなかろうかと思いました。


パートナーへの日々の感謝の気持ちは、
きちんと言葉にして、伝えないとダメですね。


結局、現実から逃げ出そうと求めた光太とは浮気で終わり、
夫との絆が強くなって終わったように思いますが、
代償が大きすぎですね。


孤独は、人を狂わせる。



「紙の月」見られた方は、どんな風に感じましたか?



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コメント 2

ゆうのすけ

今回は 華さんの書かれている通り 脇役の方もそれぞれ個性があって(決して主役を食ってしまわずに)光ってましたね。
その中でも 冨士真奈美さん!イイ味だしてました。ミッキー・カ―チスさんも!^^☆
by ゆうのすけ (2014-02-06 01:37) 

華

ゆうのすけさん、ありがとうございます。(*^^*)
ほんと、冨士真奈美さん良かったですね。(*^^*)
ミッキー・カーチスさんのこと書きそびれましたが、
梨花の横領が発覚して、マスコミに質問された時も、
「何かの間違いだ。何も知らないくせに。」と、
梨花を庇うところが良かったです。(*^^*)
by (2014-02-06 09:59) 

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